上司がムチャクチャなことを言うのは、現場を知らないからじゃない。
上司のフィードバックがムチャクチャすぎる!
会社で働いていると、自分が考えた企画を上司にチェックしてもらうことってありますよね。
そういう時に、ムチャクチャなフィードバックを受けることってありませんか?
例えば
事前に引いたスケジュールを前倒すように要求してくる
今まで何度かすり合わせた企画のコンセプトを根底からひっくり返される
昨日言っていたことと違うことを言われる
などなど…。思い当たる方もいるのではないでしょうか。
上司は現場を知らない?
僕も今までそういうことが何度もありました。
正直その度に、「この人は現場を知らないんだ」「自分の欲望を口にしているだけなんだ」と思ってしまっていました。
でも、最近自分が企画をチェックする立場になり、ムチャクチャな上司のフィードバックは、どうも現場を知らないから…ではないのでは?と思うようになりました。
上司がムチャクチャなことを言う理由
自分がムチャクチャなことを言っているわけではないですが、あえてちょっと無理なことを言う場面が増えてきたのです。
その理由は思考のブロックを外すキッカケを作るためです。
企画をチェックしてみると、企画者の方独自の価値観や、勝手に作り上げた足かせを元に企画が作られていることが多いです。
チェック者もそれなりに現場を経験しているので、そういう独自の価値観や足かせなどが何となく分かるんですね。
なので、あえてその人にとってはムチャクチャなことを言うことに寄って、その価値観や足かせを考え直すきっかけにしたいと考えるのです。
先程挙げた例で言うと
- 事前に引いたスケジュールを前倒すように要求してくる
→前倒したスケジュールで進められないか、と検討するキッカケを作りたい。
- 今まで何度かすり合わせた企画のコンセプトを根底からひっくり返される
→違うコンセプトでもっと面白い企画が考えられないか、と考えるキッカケを作りたい。
- 昨日言っていたことと違うことを言われる
→言われたことに囚われないで考えるキッカケを作りたい。
というような形です。
普段から思考の幅を広げていこう
上司にムチャクチャなことを言われないようにするためには、普段から思考の幅を広げることが大事です。
僕が思考の幅を広げることを客観的にできるようになったきっかけになった本が下記の2冊です。
- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
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- 作者: 木村健太郎,磯部光毅
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この2冊は企画者必読です。
ぜひ読んでみてくださいね。